区分の登記と敷地権との関係は?

区分の登記とは?@

建物の区分の登記というのは、
従来は、区分建物表示登記といわれていたものですが、
正式には「区分建物表題登記」といいます。

 

具体的には、マンションなどを建てたときに
最初にしなければならない登記のことです。

区分の登記とは?A

区分建物表題登記は、
登記されていない区分建物について、
初めて登記簿の表題部を新設し、
その建物の次のような物理的状況を明確にする登記です。

 

■敷地権 
■所有者の住所、氏名 
■床面積
■構造 
■種類 
■所在

 

ちなみに、登記簿の表題部とは、
登記簿の冒頭にくる部分で、どの不動産なのかを特定して、
今後なされる登記の元になるもののことをいいます。

 

この登記がなされないと、この先どのような登記もできませんから、
そういう意味では登記の大本といっても過言ではありません。

 

なお、不動産登記法では、
区分建物表題登記は、建物が完成してから
1か月以内に申請しなければならないとされています。

 

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区分の登記と敷地権との関係は?

表題部の登記形態は、一戸建て住宅などとは違って、
「一棟の建物の表示」「専有部分の建物の表示」
に大別され、
敷地権の目的たる土地の表示や、
各専有部分についてくる敷地権割合の表示などが記載されています。

 

区分所有法では、
専有部分と敷地利用権(敷地権)の分離処分が禁止されています。

 

なので、区分の登記がなされ、
土地に対して敷地権の目的たる旨の表示がなされると、
原則として土地台帳は閉鎖され、

 

マンションについては
建物台帳のみですべて処理されるようになっています。

 

つまり、建物が売買されれば、
敷地権もそれに随伴して移動し、
建物に抵当権が設定されれば
敷地権にも当然抵当権が及ぶことになるということです。

 

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